2026/3/3 14:19
アール・ド・ヴィーヴル × ArtFanders 共同企画

小田原の福祉アート団体アール・ド・ヴィーヴルとArtFanders株式会社による共同企画展「静かな関与 ーInvisible Narratives」を、2026年3月7日(土)から3月15日(日)まで小田原三の丸ホールにて開催します。
展覧会について
アール・ド・ヴィーヴル主催の展覧会「響きあうアート」と連動し、同一会場内で展開されるコラボレーション展示です。現代アーティストのたかくらかずき・平山匠と、アール・ド・ヴィーヴル作家の鈴木悠太・天野優斗・待寺優・アンゲルスがペアを組み、ゲーム的なデジタル空間、彫刻、AIエージェントなど多様な形式のコラボレーション作品を発表します。会場は小田原三の丸ホール 1F展示室・ギャラリー回廊、開場時間は9:00〜21:00、入場無料です。
AIエージェント「ego Graphica」の導入
ArtFandersが開発するエージェント型アーティストAIプラットフォーム「ego Graphica」を展示に導入。作家アンゲルスとの継続的な対話から物語の登場人物やモチーフをAIが学習し、来場者はAIエージェントとの対話を通じて、作家の頭の中に広がる物語世界を体験できます。
スペシャルトーク
会期中の3月13日(金)15:30〜17:00には、三の丸ホール2階スタジオにてトークイベントを開催します。たかくらかずき・平山匠に加え、障害のある人の表現支援に長年携わるアートディレクターの中津川浩章が登壇し、ArtFanders代表の吉田理穂がファシリテーターを務めます(事前申込制・先着順)。
アール・ド・ヴィーヴル作家 × 現代アーティスト× AIによるコラボレーション
美術制度の外側から生まれた表現として語られてきアール・ブリュットは、日本においては主に福祉や地域の現場と交差しながら育まれてきた実践でもあります。 しかし、作品の背後にある制作の動機や、作家の頭の中に広がる物語世界は、これまで十分に共有されてきたとは言えません。ときにそれらは、「純粋さ」や「無垢さ」といったイメージの中で単純化されてきました。 本展が掲げる「Invisible Narratives(見えない物語)」とは、アール・ド・ヴィーヴルの作家一人ひとりの内側に広がる、まだ語られていない物語のことです。 本展示では、小田原を拠点とするアール・ド・ヴィーヴルの作家と現代アーティストが対話を重ね、協働によって作品を再構成します。さらに、AIを通じて作家の世界観をAIが学習し、来場者が対話できる仕組みを導入します。 鑑賞者は問いを投げかけ、応答を受け取りながら、物語の内部にゆるやかに触れていきます。提示されるのは完成された解釈ではなく、関わりながら考え続けるための時間。本展における「静かな関与」です。